神さまだらけの台湾を楽しもう -台湾の廟宇文化 01

日本のお隣の国・台湾は、歴史的なつながりも深く、価値観を共有できる部分も多くあります。一方で、日本とは明らかに異なる文化も豊富で、日本人にとっては安心して楽しめる異国情緒にあふれていますよね。
初めての台湾で特に目を奪われたのは、台北の艋舺龍山寺です。観光ガイドなどではよく「龍山寺は神さまのデパート」と表現されています。ご本尊の観音さまはともかく、後殿にずらっと並んでいる神さまたちは、日本人の私にとってはほとんどが初対面でした。
印象的だったのは、老若男女問わず台湾の人たちが熱心にお詣りしていること。手を合わせてぶつぶつ何かを言いながら祈りを捧げている現地の人たちの邪魔をしないように、遠巻きに、遠慮がちに眺めていたのを覚えています。
しかし今の私は違います。
台湾の神さまにガチンコでお詣りし、ばっちりご加護をいただいております。
みなさんにもぜひ台湾の神さまに親しんでいただきたく、台湾の廟宇文化をご紹介していこうと思います。
ほんと、台湾の神さまは、ぐいぐいいっちゃってダイジョブなので!
コンビニよりも神さまに会う方が近い台湾
台湾を歩いていて誰もが感じるのは、コンビニの多さではないでしょうか。実際、台湾のコンビニ密度は日本の約3倍という世界屈指のレベルです。
しかし、そんな「コンビニ大国」の台湾で、コンビニよりもはるかに高い密度で街に溶け込んでいるものがあります。それが、寺廟や教会などの宗教施設です。統計上の数は、なんとコンビニの約2.4倍。台湾全土で3万3000ヶ所(※)もあり、密度を比較すると日本の2倍という多さです。
なぜ、これほどまでに祈りの場が密集しているのか。そこには、台湾ならではの「ごちゃまぜ」の歴史と、神さまたちとの独特な距離感がありました。
※行政院サイト・国情簡介「台湾の宗教と信仰」(内政部)による(※中国語)
https://www.ey.gov.tw/state/D00B53C98CD4F08F/0fe638e7-c0bf-401e-b9f2-3db11eecd508




